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噂 : #2

噂の出所は、Mという4年生。つい最近、本人のところに、直接連絡があったらしい。俺じゃなく、もう1人のほうへ。それを、聞かれた本人から聞いた。それに対して何と答えたのかは聞かなかった。

昨日の深夜にも、少しだけその話をした。Mからの連絡は、時々あるらしい。それが少しだけ怖い、とも。

それでも、笑って話せることがある。開き直っているわけじゃなく、罪悪感なんてものでもない。そういうものじゃない。そんなことを一瞬でも考えていたのを読まれていたみたいに、先に言われた。

「悪いことしたなんて、全然思ってないから。ほんとですよ。だから、大丈夫」

やっぱり、だけど、よかった、って、思った。安心して、素直にそう思えた。



* * * * *



研究室の外、少し離れた非常階段傍の喫煙所のベンチに腰掛けてタバコを吸っていたら、K村が来て、少し話をした。別の話題だったけれど、最後は、噂の話だった。やっぱり、どこかで耳にしたみたいだった。「大丈夫?」って言われた。

「大丈夫だよ」って、それだけ、答えた。でも、それ以上は言えなかった。他の人にも言えないでいるからじゃない。同じ理由じゃない。彼がそういう意識を少しでも理解出来ない男だとは、全く思っていないのに。

だから本当は、彼には、言えることなのかもしれない。何も言えないままには、しておけない気がする。


その噂が、本当は根も葉もないものじゃないから。本当は合っているから。
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2006年01月17日 | 独り言 | トラックバック:0 | コメント:0

電話

「夢を見るときって、カラーですか?」
「うん、あんまり見ないけどね」
「たまに白黒のがあるんですよ」
「モノクロ?」
「そう。でもね、映像は最近なの」
「わざと古めかした映画みたいだね」

「映画みたいな夢なら、いいんですけどね」


昨日見た映画は、あまり面白くなかった。何かを思い出してばかりの映画があまり面白くないのは、その夢の話と同じことなのかもしれないと思った。

いい思い出ばかりじゃないってこと。



それでも、次の映画には期待してしまうもの。ほんの少しでも幸せであればいい。少しでも面白ければいい。安らげればいい。

だからあなたの夢もそうであればいい。

2006年01月12日 | 独り言 | トラックバック:0 | コメント:0

無責任な噂というのがある。俺は知らなかった。3ヶ月も前から流れていたものだったようだ。それも知らなかった。

出所は学部の4年生であるらしい。名前は聞かなかった。でも、研究室に出入りしている人間といったら数が限られている。というより、顔が浮かぶ。心当たりがある。


研究室で顔を合わせている以外の手段で連絡を取ったのは久しぶりのことで、最初は、別の用事で、向こうからだった。言いにくそうな様子で教えてくれた。

誤解を解こうという思惑が浮かばないのは何故なのか、解らないけれど、それは多分、お互いの性格的なもので、このことに関しても、「ごめん」のニュアンスのする言葉はないし、言わせておけばいいと、共通する意志があった。

勝手にも、辛い思いをさせたくないと思う。その反面、普通に接していたいと思う気持ちもある。足して2で割ったような思考を、状況として保とうとしている。

でも、良く考えれば、俺にはほとんど影響のないこと。問題なんてない。だからこそ、そう思う。何様のつもりだろう。

それでも、出来ることは自然に浮かんでくる。

行き詰ったときの、深夜のメール。長電話。相手の気が休まるようなこと。少しだけ、知っているから。



父が夕食の誘いにドアを叩いた。携帯が鳴る。お腹が空いているから、食事の後にしようと思った。

返信は、電話にしようと思った。

2006年01月07日 | 独り言 | トラックバック:0 | コメント:1

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